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絵本作家 希夙です夢は叶う！を人生のテーマに妖精やこびとや天使や子どもたち日本の節句や宮沢賢治さんの童話などを透明感あふれる美しくかわいいイラストで描いております「双子の星」　　そしてポウセ童子は、白い貝殻の沓をはき、二人は連れだって空の銀の芝原を仲よく歌いながら行きました。（双子の星より）賢治さんが弟妹に読んで聞かせた初期作品で『星めぐりの歌』が出てくる童話です。「銀河鉄道の夜」から『銀河ステーション』　線路のへりになったみじかい芝草の中に、月長石ででも刻まれたような、すばらしい紫のりんどうの花が咲いていました。「ぼく、飛び下りて、あいつをとって、また飛び乗ってみせようか。」ジョバンニは胸を躍らせて云いました。「もうだめだ。あんなにうしろへ行ってしまったから。」　カムパネルラが、そう云ってしまうかしまわないうち、次のりんどうの花が、いっぱいに光って過ぎて行きました。　と思ったら、もう次から次から、たくさんのきいろな底をもったりんどうの花のコップが、湧ように、雨のように、眼の前を通り、三角標の列は、けむるように燃えるように、いよいよ光って立ったのです。（銀河鉄道の夜より）「銀河鉄道の夜」から『天気輪の柱』　そのまっ黒な、松や楢の林を越こえると、俄にがらんと空がひらけて、天の川がわがしらしらと南から北へ亘っているのが見え、また頂きの、天気輪の柱も見わけられたのでした。つりがねそうか野ぎくかの花が、そこらいちめんに、夢ゆめの中からでも薫だしたというように咲き、鳥が一疋、丘の上を鳴き続けながら通って行きました。　（銀河鉄道の夜より）絵本作家 希夙です美しい宮澤賢治の童話の世界を透明水彩や油彩で描き印刷致しました透明感あふれる美しいイラストとどこか懐かしくて愛おしくかわいい子どもたち心の奥にしまい込んで忘れていた大切な宝石箱のありかを思い出させてくれます※掲載画像は　お使いのブラウザにより色味が実物と異なる場合がございます※イラストカードをクリアパックに入れ　封筒でお送りいたします